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~種子島帰省日記&コラム~

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■鹿児島種子島行き高速船『トッピー』の旅
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 新幹線「つばめ」で3時2分に鹿児島中央駅に到着。これから、3時50分発の高速船「トッピー」で種子島に向かう。高速船の所要時間は約90分。5時20分には種子島の西の表玄関「西之表港」に到着する。


◆南埠頭までのアクセス

 鹿児島中央駅から高速船が出航する南埠頭まではだいたい2キロメートルくらい。鹿児島の街を眺めながらゆっくり徒歩で向かうことも出来るし、路面電車で鹿児島中央から天文間前まで行き、あとは南埠頭まで10分くらい歩くという方法もある。しかし一番確実なのはタクシーだ。

 駅の改札を出て一階に降りた後タクシー乗り場に向かった。

 外に出るとすぐ前がタクシー乗り場。雨が降っている。ドアを開けた先頭のタクシーに乗り込んだ。

 「トッピーの港まで」と伝えると南埠頭という名前は知らなくても大丈夫。途中赤信号で停車しながら10分弱で南埠頭に到着。タクシーは待合室の入り口前に停車した。料金は1,040円。


◆高速船激戦区の鹿児島~種子島・屋久島航路

 中に入り搭乗手続き。二階席を選んだ。待合室の自動販売機にはデーリー牛乳の「ヨーグルッペ」が並んでいた。

 出航5分前の3時45分くらいに船に向かう。入り口で切符を切り分け、なだらかなスロープで船内に入った。それから階段で2階へ。

 座席は指定席で甲板は無い。左側の二列の席の窓際に座った。船内はジェット機のような振動と音。アナウンスも女性で飛行機っぽい。横と前方のテレビには巨人・ヤクルト戦が写っている。

 やがてシートベルト着用のアナウンスがあり、船は動き始め離水し浮上走行を開始。湾内であることもあり揺れはほとんど無い。

 「トッピー」はジョットフォイルと呼ばれるボーイング社929系の高速船。定員は250名。エンジンはガスタービンが二基。水中翼から海水を汲み上げその海水を高圧で後方ノズルから噴出させその反作用で前に進むウォータージェット推進。速度が上がると翼の揚力で離水海上に浮上する。この推力で時速83キロメートルを実現している。

 鹿児島~種子島・屋久島航路は高速船の激戦区。3時50分発のこの「トッピー」のわずか10分前の3時40分には同じタイプの高速船「ロケット」が種子島に向け出発している。運営会社の異なる「ロケット」と「トッピー」の競争のあおりを受けたのか、鹿児島-種子島間の航空便が減っている。

 九州最南端の佐多岬沖を過ぎほぼ定刻通りに西之表港に到着。船を下りて切符を渡した。切符を持ち帰りたいときにはあらかじめ切り離しておけばいいようだ。これから迎えに来てくれた弟の車で実家に向かう。

 途中でコンビニに寄った後、西海岸沿いの国道58号線を南下していると、下石寺(しもいしでら)と上能野(かみよきの)の間の海岸にサーファーたちが集まっていた。「キムタク」と「工藤静香」の一件以降、種子島に移住するサーファーが目立つようになった。

 6時前に実家に到着。神奈川県相模原市相模大野の自宅から実家のある種子島の上能野まで所要時間は約12時間だった。

-2008/9/13 取材
-2008/9/22 公開
-2008/12/3 推敲




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